強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

FinePix REAL 3Dで撮影した3D動画をYoutubeにアップする方法

これがかなり、苦労しました。

そもそも、同梱のMac版のMyFinepix Studioだと機能が少ない様でこちらでは本当に基礎的な機能しか実装されていない様でした。

しょうが無いのでParallesでWindows 7を起動し、そちらにWindows版をインストールして作業をする事にしました。

アプリを立ち上げると「マイライブラリ」というタブでファイルを選択でき、右側の「Youtube」アイコンをクリックするとアップロード出来るでは有りませんか。

という事でアップしたのがこちら。なお、Youtubeは動画をプレイヤー付きで自分のサイトに埋込む事が出来ますがこの場合、3D機能が加わらない様なので3Dで見ることは出来ません。そのためここでは埋込みプレーヤーでは無く、リンクで動画を紹介します。

タイトルを見ても分かる様にこのパターンでは失敗しました。

3Dのモードを「Parallel」で表示すると良くわかりますが左目用の左半分と右目用の右半分が切れてしまっています。

色々と調査した結果こちらに同じ症状で困っている方を発見、しかもこちらの方は解決されていました。

FinePix REAL 3Dで撮った動画がYouTubeで3D再生出来ない!? (汗) - ABIKO POPS
http://blog.goo.ne.jp/sola0244/e/2841a55d8d775fc388825ca1db428d45?fm=rss

こちらを参考に以下の手順で実行するとOKでした。

ファイルを選択後、「3Dツールパレット」ボタンを押す。

何かとウィンドウが後ろに表示されがちなので「あらっ?反応ない?」と思ったら、タスクバーやメインウィンドウの後ろなどに別のウィンドウが表示されていなか確認して下さい。

「動画をカット編集する」の「スタート」ボタンを押す。

保存形式を「WMV (Side by side 3D TV用)」に変更後、「保存」ボタンを押す。

これでYoutubeにアップする用の3D動画が作成完了です。

アップロード時にも気を付ける所が有るので引き続きアップロードを解説。

アップロードするときの「タグ」の欄に yt3d:enable=true を記述する必要が有ります。この設定をするとYoutube側で3D動画と認識され、動画再生時に3D機能が加わったプレイヤーが使われます。

なお、「タグ」の欄は空白を入れてタグ名を複数入力した場合、エラーと成るようです。上記のタグだけ設定し、その他のタグの設定も必要な場合はWeb上で追加しましょう。

これでYoutubeに3D動画をアップする事が出来ます。アップしたものはこちらです。

イマイチ立体感が少ないですがちゃんとした3D動画としてアップ出来ています。

うーむ、もうちょっと立体感を感じる構図にして時間ももっと長い方が良いなぁ?という気がします。次回はその辺りに気を付けて撮影してみようと思います。