StarBoard OrangeのLCD(モノクロの液晶ディスプレイ)への文字表示を試してみました。
mbedとStarBoard Orangeの接続
付属の用紙によると以下のURLも併せてご覧下さいと有ったのでこちらも読んでおいた方が良さそうです。
☆board Orange: mbed評価用ベースボード(in Japanese) | mbed
http://mbed.org/users/logic_star/notebook/star_board_orange/
付属の用紙にもこのページにもStarBoard Orangeとmbedの接続方法についての記載されている箇所を見つける事が出来なかったのですがこちらのページ有る写真を見るとUSB端子が左側向きに成るようにして内側の列(手前と奥に1列分端子差し込み用の穴が残る様)に差し込めば良さそうです。
この様なICを差し込むときは「斜めじゃなくちゃんと垂直に差し込むべし」というのが注意事項として有ります。差し込む時は余り斜めに差す事は無いと思いますが抜くときは斜めになりがちです。斜めに抜いちゃうとICの足が曲がってしまうので抜く時は特に垂直に抜くように気を付けましょう。
プログラム
さて肝心のLCD表示のプログラムですが先ほどのページにもサンプルも有ったのですがこちらは一部変更する様にとの指示が有ったので今回はそのまま使えるこちらのサンプルを使う事にしました。
StarBoard Orange - Cookbook | mbed
http://mbed.org/cookbook/StarBoard-Orange
こちらのサンプルでは一部修正する様に指示が有った部分は変更済みの様です。
該当プログラムはこちら
#include "mbed.h" #include "TextLCD.h" TextLCD lcd(p24, p26, p27, p28, p29, p30); int main(void) { lcd.cls(); lcd.locate(0, 0); lcd.printf("StarBoard Orange"); lcd.locate(0, 1); lcd.printf("mbed NXP LPC1768"); return 0; }
#include "TextLCD.h" の記述が気になりましたが「まぁ、パスが通っているんだろうなぁ?」と予想し、コンパイルしたところ見事にエラー発生が発生しました。何か別途設定が必要な様です。
取り敢えず、プロジェクトの所で右クリックをしたところこの様なメニューが表示され、その中に「Import Library...」というそれっぽいものが有りました。
「Source URL」という項目が有り、ここに該当するライブラリのURLを記入すれば良さそうです。画面の下の方にライブラリの一覧を見つけました。ここで選択すれば行けそうです。
ということで以下の様に選択。似たような名前のライブラリも有るのでしっかりと「TextLCD」が選択されているか確認して下さい。
後は「Import」ボタンを押すとライブラリを取り込む事ができました。