アジア最大級のIT・エレクトロニクス産業に関連する業界の総合展示会であるCEATEC JAPAN 2011に行ってきました。
CEATEC JAPAN 2011 | 公式サイト
http://www.ceatec.com/2011/ja/index.html
8K4Kテレビや神山監督の009のPV
お目当ては8K4Kや4K2Kテレビと神山監督の009のPV動画。009の動画が3Dで見れるのは今の所はこの会場だけという話でした。
8K4Kのテレビはこちらの記事で実物を見た人が「3Dテレビじゃないのに立体的に感じた」との話を見かけた時から実物を見てみたいと思っていたのでとても楽しみでした。
麻倉怜士のデジタル閻魔帳：スーパーハイビジョンが見せた不思議な立体感 (1/2) - ITmedia +D LifeStyle
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1106/07/news093.html
ちなみに8K4Kや4K2Kはテレビの横と縦の解像度を表していて8K4Kだとおおよそ横8000、縦4000前後の解像度のテレビとなります。
実際に見てみると4K2Kで既に印刷された写真や電子インクで印刷された画像が動いている様なクオリティの高さでした。
8K4Kだと、そのクオリティに加えて解像度の多さから単純に情報量が増えているという部分でも利点が有るなと感じました。展示では祭りの映像が流れていましたが祭りに参加している人々全員が顔の表情までとても鮮明に映っていました。
自分はテレビの放送自体にはあまり興味が無いのでこのクオリティがiPadで実現してくれたら良いなぁと思いました。
初めてiPad 3でiPad 2に比べて解像度が縦横それぞれ倍のサイズに成ると聞いた時は「今の技術で現在のiPad 2と同等の価格でそれを実現するのは無理だろ？」と思っていましたが現在の技術であればそれも現実的なレベルになってきています。といっても現行の1024×768の2倍だと2048x1536なので4K2Kにも全然及ばないんですけどね… でもまぁ、一歩一歩、進歩するのを期待!!
神山監督の009のPV動画はどこで展示されてるか見つけられなかったので係の人に尋ねた所、メインステージのスクリーンにてイベントとイベントとの間に差し込まれる形で上映されるとの話を聞き、無事見ることが出来ました。
既に2Dでは何度も観ましたがやっぱり3Dで観ると一段と良かったです。公開が楽しみ!!
ムラタセイサク君の実演
お目当てで行ったわけでは無いのですがブースの前を通ったら、ちょうどムラタセイサク君の実演が始まる所だったので観ました。
通常のステージ上での走行以外にもムラタセイサク君、ムラタセイコちゃんのいずれもがジャイロで姿勢制御して、その場に静止する事が出来ていたのにはびっくりしました。
そして、最後に行われたカーブの坂道の走行。毎年、チャレンジする内容をレベルアップしているそうです。
ソニーのHMD
ヘッドマウントディスプレイ “Personal 3D Viewer” | ソニー
http://www.sony.jp/hmd/
HMDは市販品が出たての頃に使った事が有ります。ですがその頃のものは、なんだか目が疲れるという印象でした(今思えば解像度が低かったのかな？)。
今回体験したHMZ-T1はその様な印象は無く、画像もくっきりしていました(有機ELのおかげかな？)。
これを使ってグランツーリスモを体験もさせて貰いましたがかなりの没入感でした。グランツーリスモの様な画面の動きの速いものを映しても目立ってぼやける様な事も無く良い感じでした。
その他に気になったもの
ちょうCoolな車。
Tokyo FMが「どんな車が世界を変えるか聞かせて」というテーマでの出展みたいです。
3D撮影が可能なデジカメ。ちょっと前までは3D撮影が出来るデジカメはサイズが結構大きかったですがもう、普通のデジカメと同等のサイズのものが登場してきてるみたいです。
電気自動車と充電スタンド。
充電スタンドのノズルの辺りはガソリンスタンドで使ってるのと似せたデザインになってました。電気自動車には差し込み口が2つ付いてました。これは1つは通常の充電、もう1つは急速充電用の差し込み口との事でした。
カメラの上に浮いた状態で3DCGを表示。
ハーフミラーに投影した画像をカメラの上に表示していました。吹き出しを表示してカメラの特徴を紹介するとう展示例の展示。これもARの一種ですね。直感的で分り易く、人目も引きそうなので需要自体は有りそうな気がします。宣伝頑張れ!!
