強火で進め

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ボンクラーズと対局された米長永世棋聖の本「われ敗れたり 〜コンピュータ棋戦のすべてを語る〜」

ちょっと前にプロ棋士対コンピュータの対局がありました。米長邦雄永世棋聖ボンクラーズという対局でした。

米長さんは日本将棋連盟の会長さんだそうです。結果はボンクラーズの勝利でした。

その対局についての本が「われ敗れたり 〜コンピュータ棋戦のすべてを語る〜」というタイトルで出版されるみたいです。

「われ敗れたり」って凄いタイトルですよね。高い地位になったり、高齢になったりしたらプライドが高くなりがちで、とてもじゃないけどこの様なタイトルで出版出来ないでしょうがコレでOKを出した米長会長、器が大きいなぁ。

本の内容はこちら

  • どうして私とコンピュータとが戦うことになったのか
  • 100日前(10月6日)に振り駒をした意図は
  • それからどのような姿勢で日々を過ごしたのか
  • コンピュータの強さ、弱点をどのように分析したのか
  • プロ仲間、コンピュータ将棋の研究者達の意見、感想
  • 対局当日はどうだったのか
  • 初手の△6二玉は新米長玉なのか、奇策だったのか
  • ニコニコ動画の反響の大きさとヤフーニュースについて
  • 本文の次には自戦解説。コンピュータ側の見解として数人、棋士では羽生、谷川、佐藤康光、森下他、若手も加わって。
  • 「今後」として、68才の私の体調や阪田三吉大山康晴両先人が68才の時どうであったのかの比較。コンピュータとプロとはどうなるのでしょうか。来年の5対5の結果予想も書きました。

現在、直筆サイン入り書籍先行予約が行われているみたいです。

楽天市場】われ敗れたり 〜コンピュータ棋戦のすべてを語る〜:公益社団法人 日本将棋連盟
http://item.rakuten.co.jp/shogi/1518060/

関連情報

人間の徹底研究対自然体のコンピューター:いかに戦ったのか――「米長邦雄永世棋聖 vs. ボンクラーズ プロ棋士対コンピューター 将棋電王戦」を振り返る (1/2) - ITmedia ガジェット
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1201/17/news085.html

米長永世棋聖を下した将棋ソフト「ボンクラーズ」の計算力  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/life/culture/article/g=96958A9C93819499E3E4E2E09D8DE3E4E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E3EBE2E6E0E2E3E2EBE7E3E6