昨日のエントリーで3DモデルデータをCheetah3D経由に取り込んだ場合には位置がズレる問題が解消したと書きました。この症状の解決方法が見つかったのでメモしておきます。
まずは3Dモデルデータの状態を確認。今回のデータはCheetah3Dで確認するとこの様な構造に成ります。
主な部分を解説すると本体部分の「Madka」。ほとんどのデータはここに含まれますがスカートのひらひらした部分のうち2つが別パーツ(「polySurface42」と「polySurface43」)と成っています。ひらひらの部分の1つは「Madka」に含まれ、計3つ存在します。
見比べてみるとピボットの位置が異なる事が確認出来ます。
このピボットの位置を全て同じ位置にした所、Unityに取り込んでも正しく位置にレンダリングされました。
修正の手順
修正の手順を説明します。まずは「Madka」の位置をキッチリ(0, 0, 0)の位置に移動させておきます。「Madka」を選択後、ピボット編集モードに切り替えます。
ここで位置データを手打ちで0を入力して(0, 0, 0)の位置に設定したい所ですが手打ちした場合にはピボット編集モードにも関わらず、モデルデータも移動してしまいました(コレって回避する方法有るのかなぁ?)。
しょうが無いので「スナッピングの設定+マウスで移動」で位置調整を行いました。
この状態でマウスで移動させて(0, 0, 0)の位置に設定します。それぞれの位置が微妙にズレている可能性も有るのでX,Y,Zそれぞれの軸で移動させた方が確実です。
同様に「polySurface42」と「polySurface43」のピボットを(0, 0, 0)の位置に移動すると修正は完了です。