強火で進め

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Anroid向けのビルド環境を構築

UnityでAndroid向けのビルド環境を作る時にちょっとだけ苦労したのでメモ。Mac環境での場合を書きますがWindows環境でも大体似たような感じのはずです。

今までAndroid向けのビルドをした事が無かったので今回が初めての構築作業だったりします。

Androidの開発環境自体は遠い昔にやった事が有りますが今回はUnityからしか使わない予定ので出来ればEclipseはインストールしない方法で構築しました。

手順

1. Android SDKをインストール。ここからダウンロードして適当なフォルダに置く。
2. Unityの設定画面(ショートカットは command+, )を開き、「External Tools」のタブを選択。「Android SDK Location」を選択して 1. でダウンロードしたファイルを解凍したフォルダ( android-sdk-macosx などの名前になっているはずです)を選択。

自分としてはこれでOKかと思っていたのですがUnityでビルドしてみるとビルド途中で「Android SDK does not include any platforms! Did you run Android SDK setup to install the platform(s)? Minimum platform required for build is Android 4.0 (API level 14)」と表示されて失敗。「あれ?指定したフォルダ間違った?」などとも思ったのですが実際は本当の意味でのSDKが入って無かったのが原因でした。

本当の意味でのSDK(API)をインストール

解凍したAndroid SDKのフォルダ内の tools/android を実行します。

するとこの様な画面が表示されるので特別理由が無ければこのまま、他のバージョンのSDKなどもついでにインストールしておきたい場合には該当のものにチェックを付けて「Install 8 package」(8の部分はインストールするパッケージの数により異なります)ボタンを押してインストールします。

インストールが完了するとAndroid SDKの「Platforms」フォルダ内にインストールしたAPI(今回の場合はAPI 16)のフォルダが追加されているが確認出来ます。

この状態でビルドするとばっちりビルドに成功しました。

Android端末接続状態の確認

Android端末を起動した状態でUSBケーブルでMacと繋ぎターミナルで ddms を実行すると接続状況の確認が出来ます。このツールでは画面キャプチャなども可能です。

もっと簡易的で良ければ adb devices を実行し、正しく認識している場合に表示される「XXXXXXXXXX device」(Xの所は数字)という表示を確認する方法でも接続の確認が出来ます。

ここで表示されるのにUnityでビルドした時に端末にインストールされない場合はUnityを再起動すると改善される事が多いです。