強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

UnityでiPhone 3GSでも充分にパフォーマンスが出るアプリを作成する方法

UnityでiPhone 3GSにも対応させる様にアプリを最適化方法についての記事がちょうど同じ時期に2つ公開されていたので紹介。

まずは1つ目の記事。

Efficiently porting Unity C# script hotspots to C++
http://www.snowbolt.com/index.php/blog/28-tech/91-pinvoke

こちらはかなりプログラムに自信有りという人にしかお勧め出来ません。

内容は重い処理の部分をC++で書き直すというもの。今後の記事ではC++NEON(※)の組み合わせについても書かれるみたいです。
NEONとはARMのCPUに搭載されている並列処理(SIMD)を行う事が出来る「汎用 SIMDエンジン」です。

C++はともかく、NEONを使うというレベルになるとかなりCPUレベルで詳しい知識が無いと高速化させるのは難しく、一般のプログラマにはお勧め出来ません。

次に2つ目の記事。こちらはどの様なプログラマにもお勧め出来る記事です。
逆にこちらの内容は既に知っている人も多いかも知れませんがまだ最適化についてそんなに調べてない人はここからスタートすると良いと思います。

4 Ways To Increase Performance of your Unity Game | Paladin Studios
http://www.paladinstudios.com/2012/07/30/4-ways-to-increase-performance-of-your-unity-game/

この記事では以下の4つの最適化方法が書かれています。

  • プロファイラ(Pro版のみ使用可能な機能)を使ってボトルネックを探す
  • 静的バッチを行う
  • 動的バッチを行う
  • オーディオの最適化(用途により、圧縮/無圧縮オーディオを使い分ける)