強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

iOS で Application.systemLanguage を使う時の注意点

Unity で現在動作中の OS の言語設定を取得する API に Application.systemLanguage が有ります。

この APIUnity 3.5 からはちゃんと動作するようになっていてすっかり安心していたのですがちょっと前に見かけたこちらの記事で注意すべき点が有る事を知りました。

How to find out the language of your iPhone when using Unity?
http://www.tumblr.com/tagged/unity-3.5?before=1337063216

Application.systemLanguage は Japanese や Chinese などの値になっています。多くの場合にはこれで問題無いのですが中国には「繁体字」と「簡体字」の2つの言語が有ります。

iOS では「繁體中文」(繁体字)と「简体中文」(簡体字)、それぞれ選択可能なのです。

しかし、 Application.systemLanguage ではいずれを選択している状態でも Chinese と成っています。

この2つを区別したい場合には自分でプラグインを準備しないといけません。

丁度、以前にこの様な用途のプラグインを作った事が有りますのでその様な必要が有る場合にはこちらをお使い下さい。

iOSの言語設定情報が取得出来る様になってたみたい - 強火で進め
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20120617/1339913357

こちらのプラグインを使えば「繁體中文」(繁体字)の時は zh-Hant 、「简体中文」(簡体字)の時は zh-Hans を返します。