強火で進め

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Unity 2018.2 からSVGファイルが使える様になりました


Unity 2018.2 から SVG ファイルが使える様になりました。

しかし、デフォルトの状態では使えません。使いたい時には Package Manager を開き、 All タブを選択→ Vectorgraphics をインストールして下さい。

Vectorgraphics がインストールされていると SVG ファイルをインポートすると Prefab 化され、それをシーンに追加すると Sprite として使用できます。

形状に沿った形のポリゴンが作成されて表示されているので拡大してもかなり綺麗な表示となります。
拡大した時のクオリティを一段と上げたい場合にはテセレーションを行う事も出来ます。

一般的なテセレーションではよりポリゴンをより細かく分割しますが分割数を減らす調整も可能な様です。

SVGを使ってみたサンプルプログラムはこちらからダウンロード出来ます。

Vectorgraphics のドキュメントはこちらで公開されています。

フォントデータを使った文字を含んでいるSVGファイルの場合

フォントデータを使った文字を含んでいるSVGファイルの場合にはその部分が全く描画されませんでした。この問題はこの様な時の定番のテクニック、フォントのアウトライン化により改善できました。
※フォントのライセンス的にアウトライン化して埋め込んで問題無いかどうかは事前に必ず確認して下さい。

illustratorの場合にはこの様な設定で出力した所、正しく描画されました。

関連情報

2018.2 is now available – Unity Blog
https://blogs.unity3d.com/jp/2018/07/10/2018-2-is-now-available/

Unity-Technologies/vector-graphics-samples: SVG and Vector Graphics Sample Project https://github.com/Unity-Technologies/vector-graphics-samples