Xcodeのコードスニペット一覧に自分が作ったものを追加する方法を解説。
登録方法
適当な場所にコードスニペットに登録したいコードを記述します。
今回の例では以下の UIAlertView のコード(ARC環境向けの release のメッセージの無いもの)を登録します。
UIAlertView *alert = [[UIAlertView alloc] initWithTitle:nil message:[NSString stringWithFormat:@"<#message#>"] delegate:self cancelButtonTitle:nil otherButtonTitles:@"OK", nil]; [alert show];
なお、コードスニペットに登録する文字列の中に <# #> で囲んだ文字列を作っておくとその場所までTabキーで一気に移動出来る様になります。
デフォルトの入力補完でも引数の所に設定して有るヤツですね。あれと同じ動作をさせる事が出来ます。
今回はNSStringの所で [NSString stringWithFormat:@"<#message#>"] と設定しました。
次にそのコードを選択し、既存のコードスニペットの欄にドラッグします。
追加されたものをクリックするとポップアップが表示されますのでそこの「Edit」ボタンを押します。
そしてそれぞれの項目に適切な内容を記載します。今回はこの様にします。
ここでは特に「Title」、「Summary」、「Completion Shortcut」の項目に設定している内容を覚えておいて下さい。
「Done」ボタンを押して確定させると先ほどのリストの表示が「Title」と「Summary」に設定したものに変わっているの確認出来ます。
使い方
使い方のひとつとして今回登録したものを差し込みたい位置にドラッグするという方法が有ります。
しかし、この方法は面倒臭いのであまりお勧めしません。もう一つの方法として「Completion Shortcut」で登録したショートカットで呼び出す方法が有ります。
今回はショートカットとして al を設定したので al とタイプすると入力補完に今回登録したものが表示されますのでそれを選択するとコードスニペットを挿し込めます。