強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

付属の資料でスクリプトの基礎を勉強(3) - プレハブとデバッグ


前回からの続き。

プレハブの作成

※Prefabの日本語の記述をプレハブにするかプレファブにするか迷ったけプレハブの方が一般的だと思うのでプレハブで。
1. メニューから Assets -> Create -> Prefab を選択、名称を Cube に変更。
2. Hierarchyビューの Cube1 をProjectビューの Cube にドラッグ。 Cube のアイコン色が変更したら設定成功です。

プログラムの作成

1. JavaScriptを作成し、 Create にリネーム。
プログラムを以下の様に記述。

var newObject : Transform; 

function Update () { 
	if (Input.GetButtonDown("Fire1")) {
		Instantiate(newObject, transform.position, transform.rotation); 
	} 
} 

2. スクリプトを Main Camera にドラッグ。New Objectパラメータに Cube (Cube1と間違えない様に注意して下さい)を設定。

動作テスト

実行して動作確認をします。マウスの左クリックをすると Cube が作成されます。しかし、作成場所が現在のカメラの位置になっているため作成した後にカメラを後ろに移動しないと生成されたのが確認できないので注意して下さい。

デバック

コンソールにデータを出力する形のデバックは以下の様に行います。

Debug.Log("Cube created"); 

先ほどのプログラムに作成されたCubeの数をデバック情報として出力するにはプログラムを以下の変更します。

var newObject : Transform; 
private var cubeCount = 0;

function Update () { 
	if (Input.GetButtonDown("Fire1")) {
		Instantiate(newObject, transform.position, transform.rotation); 
		cubeCount++;
		Debug.Log("Cube created:"+cubeCount);
	} 
}

いくつかスキップした部分もありますが以上でこの付属資料の解説を終わります。気になる方はPDFの方を参照下さい。