TVでやってた話。
今の様に灘高が東大に進学する学校とて定番で無かった頃に居た先生が「銀の匙」という子供が読むにはかなり難易度の高い小説を教科書に授業を行ったそうです。
本の中にコレラという文字が出てきたら「虎列刺」という当て字の話をし、そこから当て字についての授業になる。
「寿司」の文字が出てきたら魚編のつく漢字を生徒に調べさせる。
「凧」という文字が出てきたら凧を作らせる。生徒が凧をより高く上げようと工夫する事が物理の勉強になる。
など、一風変わった授業ですが生徒の地頭が良くなりそうな授業方法でした。
この教師方の「すぐに役立つものもはすぐに役立たなくなる」という言葉はとても印象に残りました。
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関連情報
NEWSポストセブン|伝説の98歳灘校教師が教科書の代わりに『銀の匙』選んだ理由
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NEWSポストセブン|「東大合格日本一」の灘校の教材に使われた『銀の匙』とは
http://www.news-postseven.com/archives/20110613_23021.html