強火で進め

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ラジオ番組に投稿されたとても心に残る子供の頃の野球観戦のエピソード

ラジオ番組 Session-22 の Podcast を聴いていたら、野球観戦のエピソードで大変心に残る投稿が有ったのでご紹介。

【川崎に住んでいる方から投稿】

私の祖父が川崎球場そばのガソリンスタンドに勤務しており、ロッテオリオンズの選手も給油される関係で、大変なロッテファンでした。

その様な関係でロッテ戦の観戦に行きました。その日、先発は新人の伊良部投手でした。

試合が進むとおじさんはロッテのダグアウト裏の食堂みたいな所へ連れて行ってくれ、顔なじみの選手、スタッフと一緒にテレビ中継で試合観戦をしていました。

初先発だった伊良部投手、試合が進み相手チームに伊良部投手が打たれる様に成った時、ブルペンからその食堂に続く扉、「そろそろ俺の出番かな?」と言った選手がいました。

振り返るとそれはリリーフ投手の牛島投手でした。

「何故出番だと分かるのですか?」と訊きました。

牛島投手は「キャッチャーのサイン通りに投げられなくなっている」と。

「えっ?」という様な顔をする私に「俺もピッチャーだからキャッチャーのサインは分かるんだよ」と笑いながら「伊良部に初勝利をプレゼントしてやるか」と言って、きっちりリリーフをこなしたのです。

プロ野球の裏側を生まれて初めて観た私は鳥肌が立ちました。

パーソナリティからは「映画のワンシーンみたい」「映画だったらこんな非現実過ぎてこんなシーン作らない」との感想がw

自分は特に野球ファンでは無いのですが子供の頃にこんな体験をしていたら直ぐにファンに成っていたでしょうね。良いエピソードでした。

関連情報

2014年05月23日(金)「80年代パ・リーグを語る!」(プレゼンモード) - 荻上チキ・Session-22
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/05/2014052380-1.html