強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

macOS Sierra 環境で Android ビルド環境のセットアップ

新しい Mac マシン(macOS Sierra)に Unity を新規インストールした時に Android ビルド環境のセットアップにちょっとだけ手間取ったのでメモを残して起きます。

Android ビルドを実行した所、以下のエラーが発生。

UnityException: Build failure!
Unable to locate Android SDK

「そう言えば SDK 周りの設定をしなければ!!」と気付き、メニューから Unity > Preferences... を選択。
External Tools の Android の項目の所に情報が無い事を確認。

Android SDK のインストール

まずは Android SDK のダウンロードから。
SDK の項目の右側に有る Download ボタンを押すと Android Studio のインストールページに飛ばされます。 Android Studio をインストールし、一緒にインストールされる SDK のパスを指定しましょう。

SDK は以下のパスにインストールされました。

/Users/(ここはユーザ名)/Library/Android/sdk

JavaSDK(JDK)をインストール

ターミナルを開き、以下のコマンドを実行。

java -version

するとこの様なアラートが表示されるので「詳しい情報...」を選択し、サイトにアクセス。

JDK の方のボタンをクリック。

ライセンス規約に同意できる場合には「Accept Licence Agreement」に切り替えた後に Mac 向けのファイルをダウンロードしてインストールします。

インストールパスは以下となります。 jdk1.8.0_111.jdk の部分はインストールするバージョンによって異なると思いますので適宜読み替えて下さい。

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_111.jdk/Contents/Home

NDK のインストール

Preferences ウィンドウの NDK の項目の右側に有る Download ボタンを押すとダウロードが開始されます。

自分がダウンロードした時には android-ndk-r10e-darwin-x86_64.bin というファイルでした。
こちら圧縮ファイルのアイコンだったのでダブルクリックしてみたのですが上手く解凍できませんでした。

不思議に思いターミナルで file android-ndk-r10e-darwin-x86_64.bin と確認すると以下の出力。

android-ndk-r10e-darwin-x86_64.bin: Mach-O 64-bit executable x86_64

むむっ、実行ファイルか。

という事で以下のコマンドを実行した所、同じ階層にファイルが解凍されて行きました。

chmod +x android-ndk-r10e-darwin-x86_64.bin
./android-ndk-r10e-darwin-x86_64.bin