強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

最近のAR事情

最近、「新しい技術」タグを付けるような内容のエントリー書いてないなぁ。と言うのと以前、twitterセカイカメラの話があったときに「こんなのもあるよ」とつぶやいたら意外と「反響があった&結構みんな知らなかった」という状況だったのでSREngineなどを中心にAR関連のこと書いときます。

SREngineとはこちらのサイトのSeinさんという方が作られている「シーン(景色や風景)を識別するソフトウェアエンジン」です。

とりあえずムービーを見てもらったらすぐにこの凄さが分かると思います。

識別した情報を元にセカイカメラの様なことや

現実の撮影データの上にお店の評価やカーナビの様な情報も表示できるみたいです。これは実際に使ってみたい!!

Sein blog: 【拡張現実AR】SREngine for iPhoneプロトタイプの動画
http://semanticlog.blogspot.com/2009/02/arsrengine-for-iphone.html

システム構成についてはこちら、

Sein blog: 【拡張現実AR】SREngine for iPhoneプロトタイプの構成
http://semanticlog.blogspot.com/2009/02/arsrengine-for-iphone_18.html

SREngineの詳細についてはこちらで

SREngine — Fallen
http://kousei-inc.com/fallen/srengine

次に紹介するのはPTAM、HandyAR、Bulletを組み合わせた作品です。

PTAM http://www.robots.ox.ac.uk/~gk/PTAM/
・本来、マーカーが必要であったARをマーカー無しで実現するライブラリ。

HandyAR http://ilab.cs.ucsb.edu/projects/taehee/HandyAR/HandyAR.html
・人間の手をトラッキングするライブラリ。

Bullet http://www.bulletphysics.com/Bullet/wordpress/
オープンソース物理エンジン

こちらもマーカーレスのAR。後でカメラ画像から選択できるみたいです。OpenCVの最新版の機能らしいです。

こういう応用も大好きですw

最近はこのような高度ライブラリもオープンソースで公開されているものも多く、良い時代になったものです。