3D撮影が可能な「FinePix REAL 3D W3(F FX-3D W3)」を購入

3D(立体視)撮影が可能な「FinePix REAL 3D W3」を購入しました。

FinePix REAL 3D W3 | 富士フイルム
 http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepix_real3dw3/

富士フィルムは以前にも3D撮影が可能なデジカメ「FinePix REAL 3D W1」を出していましたがそちらの後継機となります。

外観はこんな感じです。カメラが2つ付いてます。これで同時に右目用と左目用の画像を撮影します。

撮影サイズはこちらを見ると分かる通り、結構大きなサイズです。今だと普通なのかな？最近、デジカメ買って無いので良く知らないですが(汗)。

FinePix REAL 3D W3 : 主な仕様 | 富士フイルム
 http://fujifilm.jp/personal/3d/camera/finepix_real3dw3/specifications/

自分はコピーや編集がサクサク出来ないと嫌なので撮影サイズ640x480ぐらいで撮っているのですがこのデジカメでは最小でも1920x1080となるみたいです。

撮影は至って簡単で普通のデジカメ同様、半押しでピントを合わせた後に全押しで撮影するだけです。静止画はMPOファイルとJPEGファイルの2つで保存されます。MPOファイルが立体視が出来る環境向けのファイルで、JPEGファイルはそれ以外の環境の為に同時に作られるのだと思われます。

動画を撮影するためには「動画マーク」のボタンを押して動画撮影に切り替えるだけで撮影できます。

なお、動画ファイルはAVIで保存され、動画のコーデックはVLCで確認したところモーションJPEGの様です。動画撮影時には一気にSDカードの容量を消費しました。動画撮影時はその点注意する必要が有りました。

動画のストリームが2つ有りますが右目用と左目用ですかね？

各種、スピードに関しては自分の感覚だと以下の様な感じです。
・起動：問題ない速度
・撮影：撮影後、一呼吸置いて処理が完了する感じ
・プレビュー：多少ぼやけた感じの画像が直ぐに表示→一呼吸置いてクリアな画像に切り替わる

もろもろ、検証動画を撮影してみたので気になる人は自分でどの位の速度か確認して見て下さい。
【起動速度】

【撮影】

撮影速度はSDカードの性能にも影響を受けると思いますがこの機種の場合はClass6以上を使う必要があるみたいです。今回はこちらのClass10のSDカードを使って撮影しました。

SanDisk SDHCカード Class10 4GB SDSDX3-004G-J31A

出版社/メーカー: サンディスク
発売日: 2009/07/18
メディア: Personal Computers
購入: 12人クリック: 25回
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【視差調整】

【プレビュー表示】

撮影しているカメラを移動すると途中で左目用の画像から右目用の画像に変わる事が確認出来ると思います。実際に見たときには左右の目にそれぞれの画像が見えます。

気になった点

この製品では通常のデジカメと違いカメラが2つ付いているのでついつい、普通のデジカメのときの様に構えると右手がカメラを塞ぐ様に持ってしまいます。一応、カメラの位置が左寄りになってるのですがそれでも構えた時に右手の指がカメラに入っているしまいます。

なお、カメラを指で塞いだ場合には液晶に警告アイコンが表示されるのですが毎回注意を受けちゃってます。この点は毎回、意識して塞がない様に持つようにする必要があります。

3D撮影時のオート機能はどんな時でも完璧に動作するほど完璧では無いです。撮影対象が近い場合に得に上手く調整が効かない時が多いみたいです。逆に言えば近いものを撮影しなければほぼ問題無く機能します。なお、オート機能が上手く効いてないときでもそのまま撮影しちゃって後で「視差調整」で調整すればちゃんと立体感が出せます。

その代わり最終的な画像サイズの横幅が小さくなってしまいます。

(2010/11/14 追記)
ケースも買いました。ファスナーも綺麗にしまり、ケースも硬いけど表面の手触りは良くて良い感じです。