「iPhone 3D Programming」の翻訳本「iPhone 3Dプログラミング ―OpenGL ESによるアプリケーション開発」
以前、OFPSで公開された後に出版された「iPhone 3D Programming」の翻訳本がもう少し(現時点のアマゾンに記載して有る発売日は3/19)で発売されるみたいです。
iPhone 3Dプログラミング ―OpenGL ESによるアプリケーション開発
- 作者: Philip Rideout,安藤幸央,阿部和也,武舎広幸
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2011/03/19
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 26回
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目次から気になる所を取り出しただけでもこれだけでもこれだけ有ります。
- シェーダを使った HelloArrow
- 四元数(クォータニオン)による回転アニメーション
- OBJファイルからのジオメトリの読み込み
- オフスクリーン FBOを使ったアンチエイリアス技法
- ステンシルバッファによる簡易反射像
- アンチエイリアスされた線のテクスチャによる描画
- Pythonを使ったグリフテクスチャの生成
- 紙吹雪、花火、その他の描画──ポイントスプライト
- キューブマップを用いた反射の表現
- 異方性フィルタ ─強化版テクスチャ
- 画像処理の例──ブルーム効果
基礎から上級者向け向けの内容まで網羅してるのが分かりますね。
後、結構ハマり所なのにサラッと流されたり、あまり解説が無い事も多い「ブレンディング」についてもしっかりページが取って有るのも嬉しい所です。
また、これら以外にも気合いを入れて読まないといけないそうな「最適化」の話も1章丸々というしっかりとした量、有ります。
自分はOFPSで公開された時にちょっとは見ては居たのですが中々の濃い内容を英語で読むのに早々に挫折したのでこの翻訳版は大変嬉しいです。
もちろん、購入しようと思っていたのですが有り難い事に献本の話を頂きました。
献本を頂き次第、しっかり読んで改めて内容についてのエントリーを書こうと思います。
まぁ、改めて内容について解説を書かなくてもOpenGL関連のプログラムを多少でもやった事が有る人で有れば目次を見ただけで、今までに販売されたOpenGL/OpenGL ES本に書かれていなかった内容が満載だと理解出来るかと思います。もちろん、ちゃんと読んだ後にエントリー書きますけど(汗)
なお、目次の全体はオライリーのこちらのページの「目次」のタブをクリックすると確認出来ます。
O'Reilly Japan - iPhone 3Dプログラミング
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114842/
関連情報
「iPhone 3D Programming」がO'ReillyのサイトでOFPSとして無料で公開 - 強火で進め
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20100111/1263227368
【英語版】
iPhone 3D Programming: Developing Graphical Applications with OpenGL ES
- 作者: Philip Rideout
- 出版社/メーカー: O'Reilly Media
- 発売日: 2010/05/24
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 1人 クリック: 1回
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