強火で進め

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ARライブラリ「String」を使って出来る事を調べてみた


以前、紹介したARライブラリの「String」。どんな事が出来るのか色々と試してみたのでここにまとめておきます。

Q. サンプルではARのマーカーは枠線が付いているけどこれは無くてもOK?
A. 枠線が無いとダメ。


Q. マーカーは同時に複数認識できる?
A. Demo版などライセンスによっては1つのマーカーしか対応していない場合が有る。Developerライセンスなど対応しているライセンスであれば複数のマーカーを同時に認識可能。

同一のマーカーがカメラ内に複数写った場合は選択されるのはいずれか1つのみ。


Q. ビルド後のアプリのファイルサイズは?
A. サンプルの3つのマーカー、それぞれ赤、緑、青のCubeを表示するというシンプルなものでも約30MB。3G回線ので配布は諦めましょう。

  • モデルのアニメーションなど基本的にUnityで実行出来るものはそのまま実行可能。
  • 複数のマーカーを同時に認識するのでそれぞれのマーカーに表示させたキャラクター同士を戦わせる様なアプリも作成可能。
  • 表示されたモデルをタップすると何かアクションをさせるものや指定のURLに飛ばす、動画を再生(※)などが可能。

※これについては「UintyがiPhone Pro版 or プラグイン作成」の必要有り。

  • OpenGL ES環境向けのライブラリも同梱。試して無いけど付属のドキュメントによると、Xcode上でOpenGL ESを使って組み込むという方法でもこのライブラリを使えるみたい。