強火で進め

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「日経ソフトウエア 2012年 03月号」のC#のマンガのクオリティが高かった

最近、定期購読状態になってる「日経 ソフトウエア」、今回はC#のマンガのクオリティがかなり高かったです(ってかこれ2回目みたいですね。先月のはあまり印象に残って無いなぁ?まだ見てないかも?w)。

マンガで紹介してあるので入門編な内容かと思って油断してましたが実際に読み進めると入門な内容では有るのですが「何故その様に扱うか」などについてもしっかり説明してあり、とても参考になりました。C#の話なのでUnityのプログラムをC#でしてる(これからしたい)人にも参考になるかと思います。

今回のタイトルは「あみは複合データ型に挑戦した」(※なんかどこかの野球部マネージャーのヤツみたいなタイトルだなぁw)。主な内容はクラスと構造体の違いについての解説です。

クラスと構造体については自分はなんとなく区別して使ってる程度なのでこのマンガを読んだ事でしっかりとした使い分けが出来そうです。

マンガではマイクロソフトのこちら「クラス ライブラリ開発のデザイン ガイドライン」のページを紹介しつつ、そこに挙げられている項目について丁寧に(でも分り易く)解説して有りました。

今回取り上げられていたデザインガイドラインに挙げられている項目はこちら

  • プリミティブ型 (整数、倍精度浮動小数点数など) に似た単一の値を論理的に表す。
  • インスタンスのサイズが 16 バイト未満である。
  • 変更できない。
  • 頻繁にボックス化する必要がない。

「これらの条件を 1 つ以上満たしていない場合は、構造体ではなく、参照型(クラス)を作成する」というガイドラインについてちゃんと理由も含めて解説して有りました。

これらの項目すべてについてしっかりと意味と理由が説明できる人以外にはとてもお勧めなマンガだと思いました。

クラスまたは構造体の選択
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms229017.aspx

日経 ソフトウエア 2012年 03月号 [雑誌]

日経 ソフトウエア 2012年 03月号 [雑誌]

日経ソフトウエア
http://itpro.nikkeibp.co.jp/NSW/index.html