強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

Unity で作成した WebGL アプリを無料で Web 上に公開する方法

GitHub には GitHub Pages というサイトを公開する機能が有ります。

GitHub Pages - Websites for you and your projects, hosted directly from your GitHub repository. Just edit, push, and your changes are live.
https://pages.github.com/

今回はこの機能を使って Unity で作成した WebGL アプリを公開する手順を紹介します。

以前は Dropbox の Public フォルダなどで簡単に公開可能でしたが無料で使っているユーザ(※)は 2016年10月3日からはこの機能が使えなくなったので、これからは GitHub Pages を使うのが良いでしょう。

※有料ユーザはもう少し使えますが、それでも2017年9月1日までです。

GitHub アカウントの準備

ここでは GitHub のアカウント作成などは既に終わっている前提で解説します。また基本的なGitコマンドによる操作か SourceTree による操作を覚えておいて下さい。
その辺りは解説しているサイトが沢山あるのでそちらを参考に準備して下さい。

GitHub Pages の有効化

新規に pubilc のリポジトリを作成した後、ルートに docs というフォルダを作成、そこに Unity でビルドした WebGL のフォルダの中身(以下のファイルとフォルダ)を追加し、リポジトリに Push します。

最終的にはこういうフォルダ構成に成ります。

リポジトリのトップページを開き、 Settings をクリック。

GitHub Pages のブロックに有る Source を「master branch /docs folder」に変更し、「Save」ボタンをクリック。
画面が更新され後に再度 GitHub Pages のブロックに戻ると上部に公開URLの表示されています。
このURLをクリックすると WebGL アプリが公開されている事が確認できます。

今回の手順で公開してみた GitHub Pages のページはこちらリポジトリこちらです。

制限

無料で提供されているこの様なサービスの場合、転送量や容量の制限が気になる所ですがその辺りは以下の様に成っています。

また、暴力的なものやわいせつなコンテンツを公開する事は禁止されています。

詳しくは以下のページを参照。

What is GitHub Pages? - User Documentation
https://help.github.com/articles/what-is-github-pages/