強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

Firefox 10で追加された Battery Status API の使い方

Battery Status APIFirefox 10ではAndroidのみ対応というのは知っていたのですが実際にはAndroidで動きませんでした。

Firefox 10 for developers - MDN
https://developer.mozilla.org/ja/Firefox_10_for_developers

という事でちょっと調べてみたらこちらに情報が有りました。それによるとアドレスバーに about:config を入力後、 dom.battery.enabled を true にしないとAndroidでも使えないみたいです(Firefox 11からはデフォルトで有効になる予定)。

   ↓

jsdo.itにサンプルを作りました。

Battery Status APIのサンプル - jsdo.it - share JavaScript, HTML5 and CSS

navigator.mozBattery.level で現在の充電レベルを 0〜1 の範囲で返します。

Firefox 10では以下のイベントが実装済みのです。

  • chargingchange:充電の開始は停止時に発生
  • levelchange:充電レベルに変更が発生した時に発生

こんな感じに動作します。

Battery Status APIはバッテリーの残量を確認出来るAPIですが最初は「それってステータスバーなどを見れば分かるし、このAPI必要?」って思っていました。何か活用できる場面は無いかと考えた所、フルスクリーン表示などその様な情報が隠れる場合に自前でバッテリー残量を表示する時などに使えそうな気がしました。

関連情報

WebAPI/BatteryAPI - MozillaWiki
https://wiki.mozilla.org/WebAPI/BatteryAPI

Battery Status API
http://www.w3.org/TR/battery-status/