Opera 12がリリース、遂にWebGLに対応(デフォルトではOFF)
Opera 12、随分アルファやベータ版の期間が長かったですが最近やっと正式版がリリースされました。
アルファ版の頃から搭載されていたWebGLは正式版でも搭載されたか気になっていたのですが結果は「対応しているるけどデフォルトでは無効化されている」というちょっとだけ残念な状態です。
OperaでWebGLを有効にする方法
WebGLを有効化する方法を解説。
まずはアドレスバーに以下のコマンドを入力。
opera:config#UserPrefs|EnableWebGL
次に下の方にスクロールすると表示される「保存」ボタンを押すと再起動の指示が表示されるのでOperaを再起動するとWebGLを有効になります。
しかし、自分が最初に試した環境ではこの設定をした後にWebGLを使ったページを表示してもWebGL非対応のブラウザ扱いをされてしまいました。
「これはおかしいな」とアドレスバーに opera:gpu を入力し、GPUの情報を確認すると「Blacklist status for 3D」の項目に「Blocked device」と記載されていました。
残念ながらこのマシン(OSはMac OS X)は3Dレンダリングに問題が有る等の理由でブラックリストに入っているみたいです。その為にWebGLが有効に出来なかったみたいです。
他のマシン(OSはMac OS X)でGPUを確認するとこの様な表示になったのでこのマシンならOKかな?と思って期待して試したのですがこちらも上手く表示されませんでした。というかこのマシンだとcanvasの描画自体が正しくされていませんでした(うーん、Opera 11の時はこんな事無かったと思うんだけど…)。
その後、Windowsマシンでも試してみたところ無事、WebGLの描画が行われました。しかし、ここでもちょっとした問題が…
こちらの水族館のデモだとテクスチャが上手く描画されませんでした。
こちらのF1カーのデモはちゃんとした描画になりました。
その他に使用可能なコマンド
アドレスバーに入力可能なコマンドはその他にもCPU使用率を確認する opera:cpu というものも有るみたいです。
関連情報
「Opera 12」公開、Mac App Store向け「Opera 11.65」の提供も発表 | エンタープライズ | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/15/098/