12 になって変わった主なものはこちらのページに書かれています。
主な変更点
自分が特に気になった部分を上げます。
Mac / Windows 両方の実行ファイルを作成可能に
自分が使ってた頃はソースコードやリソースデータは Mac / Windows 共に互換性が有るのでどちらにも持ってこれるのですが実行ファイルは Director がインストールされた環境のものしか作れませんでした。その当時も既に Flash がメジャーに成っていて、そちらは Mac / Windows 両方の実行ファイルを作成可能なのにそれより値段の高い Director は何で両方の環境のものを購入しないと作れないのだと残念な思いをしてました。
こちらの記事では「プロジェクター」タブのプレーヤーの種類メニューで「標準」を選択すれば Shockwave Player プレーヤーコードが含まれると書かれています
Adobe Director 11.5 * ムービーの配布
http://help.adobe.com/ja_JP/Director/11.5/UsingScripting/WScf09ce35f85d76b4-4fdb6b3c11d55855946-7f26.html#WScf09ce35f85d76b4-4fdb6b3c11d55855946-7f10
しかし、実際に試して見た所、 Windows の Director で作った Mac アプリを最新の Shockwave Player がインストールされていない Mac 上で実行すると以下の様な画面が表示され起動に失敗しました。
Google の SketchUp で作った3Dデータを読み込み可能に
自分が使ってた頃はShockwave 3Dという専用形式の3Dモデルデータしか使えませんでしたが SketchUp や Collada 形式のファイルを読み込める様に成ったみたいです。
ヘルプによると実際には 11.5 から出来るようになったっぽいです。
Adobe Director 11.5 * モデルとモデルリソースの使用方法
http://help.adobe.com/ja_JP/Director/11.5/UsingScripting/WScf09ce35f85d76b4-4fdb6b3c11d55855946-7ee6.html#WSA1200E24-1FB6-494a-96E1-E4D6F7C6783E
iOS 向けの実行ファイルの作成が可能に( Android 向けは未対応)
こちらについては実際に作成してみて、別途記事を作成する予定です。
iOS でも Xtra(※) 経由で iOS 環境独自の機能を使えるように出来るかな?と思ったのですが現在はまだ XDK のページには 11.5 のものしか存在せず iOS 向けの Xtra の作成が可能かどうかは不明です。
※そのプラットフォームの機能を Director から呼べる様にする機能拡張(プラグイン)。
Adobe - Support : Director Support Center
http://www.adobe.com/support/director/downloads.html
Lingo の他に JavaScript でのプログラムが可能に
現在のトレンドに乗って JavaScript でのプログラムも可能に成ったみたいです。
(追記 2013/02/14)
MX 2004から使えたみたいです(^_^;)
Director - starting with JavaScript
http://facs-newmedia.finearts.yorku.ca/~nmw/multim/director_js/startingwithjs.html
(追記ここまで)
ここのシンタックスの部分を切り替えると JavaScript が選択できるようです。