強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

GoPro HERO7 Black を購入しました。仕様や落とし穴などを解説


GoPro HERO7 Black を購入しました。アクションカメラは今までは1万円を切る様な中華カムしか使って無かったので初の本格的なアクションカメラデビューです。

GoPro HERO7 Black - 驚異的に滑らかな 4k ビデオ
https://jp.shop.gopro.com/cameras/hero7-black/CHDHX-701-master.html

GoPro は前々から気にはなっていていたのですがイマイチ踏ん切りが付かない状態でした。

今回はカズチャンネルのカズさんのこの動画や

ポッドキャスト番組 backspace.fm の以下の回などを聴き、新機能がなかなか良さそうなのと「3個買ってもiPhone XS Maxより安い」とか「一眼レフのレンズを考えると4個買える」なんて話などを聞いて購入する事を決めました。

#263:「GoPro HERO7だけでVlog」を始める理由 – backspace.fm
http://backspace.fm/episode/263/

主な機能説明

タイムラプス
機能 説明
TimeWarp ビデオ マウンテンバイクやハイキングの撮影など動きがあるものに最適
タイム ラプス ビデオ 夕日や街中の撮影など、カメラを静止して撮影する場合に最適
タイム ラプス フォト よくあるタイムラプス。静止画として保存される
ナイト ラプス フォト 暗い場所での撮影向けにシャッターの開放時間が長い設定で撮影される

タイム ラプス フォトは静止画の連続なのでその後に自分で動画化する作業が必要ですが タイム ラプス ビデオはその作業を内部的に済ましていてくれるモードの様です。

HyperSmooth

サイトで「ジンバル並みの安定化機能が利用できます」と書かれてる目玉機能です。
ビデオ撮影時に揺れをジンバルを使ったくらい抑えてくれる様です。

しかし、実際に撮影してみるとそんなに効果を感じませんでした。

不思議に思いながらマニュアルを見直すと気になる記述が…

今回、撮影は解像度だけ 4K に変更し、その他の設定はデフォルトの 24fps と 4:3 の設定で行ったのですが、マニュアルによるとこれだと HyperSmooth が有効にならない様です。今回引っかかった部分はアスペクト比です。ここがデフォルトの 4:3 だと有効にならないみたいです。
4K の場合には 16:9 のみ対応している様です。

※画像は取扱説明書からの引用。

※画像は取扱説明書からの引用。

この画面の「安定化」の項目が「自動」になっている場合には HyperSmooth が有効になっている様です。

音声入力

音声で撮影や録画開始など、 GoPro をコントロールできます。
しかし、デフォルトでオフになっているので上から下にジェスチャーすると表示されるこの画面の一番左の横顔のアイコンをタップして有効にしないと使えません。

ちなみにこの画面のアイコンは左から以下の様になっています。

  • 音声コマンド
  • ビープ音
  • QuikCapture(ディスプレイOFFの状態でもキャプチャボタンを押すと即座に撮影開始)
  • ロック

この様な音声コマンドに対応している様です。

※画像は取扱説明書からの引用。

※画像は取扱説明書からの引用。

画面タッチ時のジェスチャー

  • 上から下:ダッシュボード(設定アイコンやユーザ設定への遷移が可能な画面)を表示
  • 下から上:撮影済みの画像や動画の確認と削除ができるギャラリーを表示

ゲージ(Gauges)

こちらは以前から有った機能の様ですが動画の上に撮影時の移動経路や速度、上昇高度の情報を載せれる機能です。

デスクトップ用 Quik でゲージを使う方法
https://jp.gopro.com/help/articles/Block/How-to-Use-Gauges-in-Quik-for-Desktop

その他の気になった特徴

  • Protune というプロモードの設定が有る。主な機能は以下
    • 色、ホワイト バランス、シャッター速度などを手動でコントロール可能
    • 音声ファイルに mp4 に加えて wav ファイルも一緒に保存される設定を行える
    • 音声をステレオか風切り音低減のどちらかに固定する事が可能
  • RAW画像で保存する事も可能(写真モードの画面から写真設定画面に遷移して設定可能)

仕様

ビデオ

■ビデオ圧縮
HEVC または H.264 + HEVC というまだ HEVC に対応してない環境も考慮した保存の2種類が設定可能。
※設定は ユーザ設定 > 一般 > ビデオ圧縮 。


■設定可能な解像度とfps

※画像は取扱説明書からの引用。

※画像は取扱説明書からの引用。


■ TimeWarp の設定と対応するビデオの長さ

※画像は取扱説明書からの引用。
基本的に2倍速にすると1/2の時間に、5倍にすると1/5の時間にという想定通りの時間になる様です。


■タイムラプスでのおすすめな設定

※画像は取扱説明書からの引用。


■タイムラプスビデオの設定と対応するビデオの長さ

※画像は取扱説明書からの引用。

使ってみて分かった点

  • iPhone アプリで現在 GoPro が撮影している映像が確認できますが GoPro を水中に入れると WiFi の電波が途切れる様で接続が切れます。
  • タイムラプスはどのモードで録画していても録画を開始した瞬間 iPhone アプリでのプレビュー表示は表示されなくなり、以下の様な画面になります。 GoPro 本体のプレビューも表示されなくなりました。


撮影結果

実際に撮影した動画はこちらの記事にまとめています。