(※その1からの続き)
AR三兄弟とSDKの話
- 川田十夢さん(Twitter:@cmrr_xxx)
- 情熱大陸に出演した後に見かけた知恵袋での質問
- 「やまだかつてない開発ユニット」と書いているのに「やまだかつてないテレビ」を知らない世代に直される事が有る。
- 会社員時代は特許開発に携わる
- 独立後もいくつも特許を取得している
- 有名なジャミロクワイの「Virtual Insanity」のPVの椅子の部分をARで再現。音楽に合わせて現実世界で椅子が滑って移動行く
- 同じく、宇多田ヒカルの「Automatic」版
- モナリザやモネの絵を使ったAR作品
- 絵からホログラムが出てくる
- 床に置くとそこから生えてくる
- 展示されているものを観るだけではなく、持って返って欲しい
- 拡張現実オーケストラ。指揮者になってオーケストラを指揮できるコンテンツ。指揮棒を速く振るとテンポが速く、遅く振るとテンポが遅くなる
パネルディスカッション
■SDKの選定基準は?
- Swiftが得意なのでiOSで動くかどうかを重視
- 達成できるかを基準に選定
- サーポートの観点からOSメーカーが提供しているものを選択
- 値段。Vuforiaは高い
- オクルージョンが必要な時などは6D.ai
■どうすればARのSDKを使えこなせますか?
- やはりドキュメント
- ここさえマスターすれば他はどうにでもなるというところをやる
- 自分でシンプルなサンプルを作ってみる
- 入力補助に出てきたものをトリガーにこんなものがあるんだと調べていく
- 海外の人のデモ動画を見て、どうやって実現するかを考えてみる
■今後出てきてほしいARのSDKや機能は?
- 認識精度が上がって欲しい。ドリフトしないようにして欲しい
- SAOのオーグマーが欲しい
- オブジェクト認識。「これはテーブルです」など
- 平面に置くという制限の撤去。オブジェクトに置きたい
RADiCAL(iOSアプリ)。ボーンの情報をUnityに持ってこれる
RADiCAL – AI-powered 3D animation
https://getrad.co/
- 使用例
https://twitter.com/inoichan/status/1032543179348697088/video/1
■いま一番注目しているARのSDKは?
※司会者から「ARKitは除く」という制約が付く
- 8thWall。WebでARを実現できるのが良い。アプリのインストールを行わずに体験できる
- A-Frame(https://aframe.io/)
- Webページを見る速度で提供したい。QRコードを置いておいてもアプリはなかなかダウンロードして貰えない
■ARのSDKを使ったデモで注目しているものや気になったものはありますか?
- 部屋をまたいだ対戦ゲーム
- 藤井先生のSRコンテンツ
- クラインの壺。SR的なぞくっとする話も有る
- 作者: 岡嶋二人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1993/01/28
- メディア: 文庫
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■2019年のARはどんな事に期待しますか?
- 機能はそろってきてる。精度を高めて欲しい
- 他の開発者にそうきたかと思わせるようなもの
- スマホARのヒットアプリ。そして、それを僕が作る
- 「これはARじゃないとできないね」という視点の作品
- 音のAR。サポートなどを行うもの。インフラとなるようなもの
- 企業が熱意をそそぐ事
スポンサードセッション(Asteroid ARの紹介)
Asteroid ARの公式ページ
http://asteroid.zone/
- AsteroidはARにフォーカスしたIDE
- ARには2つの要素があると考えている。ML(マシンラーニング)とAR
- ノードを繋げるだけでコンテンツを作成可能
- 現在はARKitで実装
- 将来は全てのプラットフォームに