強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

Unity

サーバ側で値の変更が可能なサービス「Remote Settings」

https://unity3d.com/jp/unity/features/analytics#remote-settingsUnity のサーバサイド(クラウド)のサービスにサーバ側で値の変更が可能なサービス「Remote Settings(リモート設定)」が追加されました。 ※現在、ベータ。WebGL 環境には未対応。【公式のブ…

Vulkan と OpenGL ES 3 の速度比較

検証に使用した端末は「NVIDIA SHIELD tablet K1」。Nvidia Shield K-1 8.0-Inch 16 GB Tablet (Black)出版社/メーカー: NVIDIA PCsメディア: Personal Computersこの商品を含むブログを見る以下のパターンでテストしてみました。 OpenGL ES 3 Vulkan Vulkan…

Unity で Vulkan API を使用する

Unity で Vulkan API を使用する場合には Vulkan に対応しているデバイスを準備するのはもちろんですが Unity の設定にもちょっとした罠が有るので解説しておきます。Unity で新規にプロジェクトを作成すると Graphics API にどれを使用するかは自動的に選択…

Input Filed に入力された絵文字を削除するコード

Unity の Input Field は今のところ絵文字などを正しく表示できません。キャプチャ画像は Android のものですが iOS の場合にはそもそもユーザの入力やコピペが失敗します。 しかし、データを代入する方法では iOS でも入力可能なので iOS でも対策が必要で…

Unity での Apple TV ビルドについてのメモ

Unity で Apple TV 向けビルドを行った所、色々ハマりポイントが有ったのでメモしておきます。 Apple TV ビルドは iOS ビルドとは別コンポーネント Apple TV は tvOS で動作しており、 Unity のモジュールも別です。最初、 iOS プラットフォームでビルドして…

Unity で UTF-16 の文字列を UTF-8 と UTF-32 に変換する C# のコード

UTF-16 の文字列を UTF-8 と UTF-32 に変換するプログラムを検証したので折角なのでメモっておく。 void Start () { var uint32Size = sizeof(UInt32); var info = ""; //var str = "\uD83D\uDC36"; // U+1F436(Dog Face) //var str = "\uD83D\uDEA1"; // U+…

Unity認定試験コースウェア提供開始

「UNITE 2017 Tokyo」にてUnity技術者認定コースウェアの提供の開始が発表されました。 今までも英語版は存在していましたが今回、日本語版の提供開始が発表されました。因みにコースウェアとは「認定試験のための日本語学習教材、認定試験コースウェアを提…

Unity Cloud Build で期限切れになった iOS のプロビジョニングプロファイルの削除方法

Unity Cloud Build で使用していた iOS のプロビジョニングファイルですが期限切れになってもそのまま残り続け、しかも管理画面からは削除できなかったりします。しかし、 Unity Cloud Build の API で削除する事は可能です。今回はその手順を解説します。 c…

Unity のチュートリアル Tanks! の WebAssembly 実装デモ

Tanks! Demo - WebAssembly http://webassembly.org/demo/ WebAssembly 対応のブラウザで「Play WebAssembly」ボタンを押すと試せます。 ファイルサイズも軽い様で普通の WebGL 版の Unity アプリよりロード時間が短かったです。Tanks! というこちらのチュー…

Team License で利用できていた Asset Server の現在

昔は単体で購入、 Unity 5 ではPro版を購入した人には付属していた Team License(チームライセンス) ですが現在どうなっているのか調べてみました。 ※ Team License が有るとプロジェクトファイルの共有が可能な Asset Server(アセットサーバー) が利用でき…

VideoPlayer で動画を再生したタイミングで「Tiled GPU perf. warning: RenderTexture color surfac 〜」という警告が表示

VideoPlayer で Play() を実行したタイミングで以下の警告がコンソールに表示されました。 ※ 1024x320 は動画のサイズと同じでした。 Tiled GPU perf. warning: RenderTexture color surface (1024x320) was not cleared/discarded, doing VideoPlayer.Updat…

VideoPlayer の renderMode と aspectRatio の設定による違いの解説

今回の記事のサンプルはこちらにアップして有ります。 nakamura001/Unity-VideoPlayerSample2: Unity の VideoPlayer のサンプル https://github.com/nakamura001/Unity-VideoPlayerSample2 renderMode の設定 renderMode に設定可能な値は以下。 値 説明 Ca…

Unity 5.6 から使える VideoPlayer をカメラの正面で再生する方法

こんなコードで再生できます。このサンプルではカメラの最前面にレンダリングされる様に設定していますが最背面や3Dオブジェクト上で再生させる事も可能です。 ※サンプルでは WebM ファイルを使っていますが MP4(H.264/AAC) の方がハードウェアアクセラレー…

Unity 5.6 から使える VideoPlayer で透過付き動画を再生する方法

以前、こちらの記事を書きましたがこの時はまだ 5.6 がベータだった為、変更が入る可能性も有るのでまだ作り方についての記載はしていませんでした。 Unity 5.6 から使える VideoPlayer で透過付き動画を再生してみた - 強火で進め http://d.hatena.ne.jp/na…

Unity 5.6 がリリースされました

前々からの予告通り、 3/31 に Unity 5.6 がリリースされました。 これが5.x系の最後のバージョンになります。 Unity 5.6のリリースと、Unity 5の完了 – Unity Blog https://blogs.unity3d.com/jp/2017/03/31/5-6-is-now-available-and-completes-the-unity-…

WAVファイルの保存と再生が出来るライブラリ「UnityWav」

AudioClip のサウンドデータをWAVファイルに保存したり、 WAVファイルから AudioClip のサウンドデータを作成し、再生が可能なライブラリです。 deadlyfingers/UnityWav: WAV utility for saving and loading wav files in Unity https://github.com/deadlyf…

ピコピコ音を作れるツール「sfxr」の Unity のエディタ拡張実装「usfxr」

sfxr というピコピコ音を作成するツールが有ります。 DrPetter's homepage - sfxr http://www.drpetter.se/project_sfxr.html こちらを Unity エディタに移植した(※)「usfxr」というものを見つけました。 ※正確には sfxr/as3sfxr/bfxr から移植したみたいで…

Unity 5.6 から使える VideoPlayer で透過付き動画を再生してみた

左は Cube 、右は Quad の Material に動画を設定して再生しています。 こちらにサンプルを上げています。 5.6 はまだベータなので変更が発生する可能性も有るので詳細な解説は正式版がリリースされた後に書きます。(2017/04/03 追記) 正式版がリリースされ…

WebGL 出力時に Unity 側のプログラムとブラウザの JavaScript とやりとりをする方法

Unity 側のプログラムからブラウザの JavaScript 関数を実行する方法は基本的な部分は Web Player の時と同様です。 UnityのWeb PlayerとWebページ上のJavaScriptとでデータのやり取りをするサンプル - 強火で進め http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/201106…

Mac で「AssetBundle Manager & Example Scenes」に付属している AssetBundle Server の起動に失敗

「AssetBundle Manager & Example Scenes」のアセットが有ります。このアセットには通常サーバで管理する AssetBundle のデータをローカルでお手軽に管理出来るように AssetBundle Server というものが付属しています。以下のパスにインポートされます。 Ass…

Android のコマンドラインツールのバージョン25.3.0以降でビルド失敗するらしい

Unityユーザー雑談所にて Android のコマンドラインツールのバージョン25.3.1を使うと Unity の Android ビルドが失敗するという話が上がっていました。 Unityユーザー雑談所 https://www.facebook.com/groups/unityuserbsj/permalink/635004156709227/ 自分…

WebGL ビルドをした時に HTML 内の Input タグの入力が受け付けない問題の対処方法

Unity の WebGL ビルドを行った時にその HTML ファイルに Input タグを追加してもキーボードの入力を受け付けません。こちらは恐らくゲーム中に誤ってフォーカスがそちらに切り替わるのを防ぐためにそのような実装になっているのだと思われます。公式のフォ…

各種インストールについての解説

古いバージョンやベータ版のインストール 古いバージョンやベータ版などをインストールしたい場合にはこちらのページから。 Unity - Download https://unity3d.com/jp/get-unity/download 後から標準アセット( Standerd Asset )やサンプルをインストールする…

Unity Cloud Build で設定している iOS のプロビジョニングプロファイルの更新方法

Unity Cloud Build での iOS ビルドが失敗していたので確認した所、プロビジョニングプロファイルの期限が切れていました。更新手順をメモっておきます。 更新手順 該当のプロジェクトのページを開き「署名済み証明書を表示」を展開、「署名情報の変更」ボタ…

WebGL 出力のテンプレートを作る

WebGL の出力は PlayerSettings の Resolution and Presentation の部分で Default と Minimal の2種類のテンプレートから選択可能です。 このテンプレートはもちろん追加可能です。今回はその方法を解説します。プロジェクトに追加する場合には Assets/WebG…

2Dアクションゲームの完成プロジェクト「2D Platformer Corgi Engine」の出来が凄い!!

現在、25%OFFセール中の完成プロジェクト「2D Platformer Corgi Engine」の出来が凄かったのでご紹介(購入済み)。 2D Platformer Corgi Engine - アセットストア https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/26617 現時点でレビュー数323件で星5。2D…

Bitbucket と Unity Cloud Build が統合可能に

Bitbucket ❤️ Unity Cloud Build | Bitbucket Blog https://blog.bitbucket.org/2017/03/01/bitbucket-unity-cloud-build-integration/ 統合処理を行うと Unity Cloud Build 上でビルドが行われるとその結果が BitBucket 上で確認出来ます。 その為、以下の…

Unity はフォルダの Inspector の拡張も可能だったみたい

UnifyWiki にてフォルダの Inspector を拡張するサンプルを見かけました。 SpecialFolderEditor - Unify Community Wiki http://wiki.unity3d.com/index.php/SpecialFolderEditor サンプルは基本的にはここに記載されている4つのコードをそのまま使えば良い…

「Text Mesh Pro」が無償化、将来的には Unity エディタへ統合予定

TextMesh Pro - アセットストア https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/84126 関連情報 Unity 5最終バージョンとなるUnity 5.6、3月31日リリース予定 | Unity PRESS RELEASE http://japan.unity3d.com/blog/press/20170301Unity5.6

smcs.rsp が mcs.rsp に変わったみたい

以前、このブログでも紹介した smcs.rsp を Unity 5.5.1p3 の環境で使った所、以下の様な警告が表示されました。 Using obsolete custom response file 'smcs.rsp'. Please use 'mcs.rsp' instead. 無視して実行するとファイルが存在していない時と同じ挙動…