強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

iPhone用にポケットプロジェクター PK101(Optoma pocket projector PK 101)を買った

手のひらサイズのプロジェクタ「Optoma ポケットプロジェクター PK101(Optoma pocket projector PK 101)」を買いました。

Optoma ポケットプロジェクター PK101 クリアブラック

Optoma ポケットプロジェクター PK101 クリアブラック

本当はポケットプロジェクタだし、ポケットに入るサイズのプロジェクタって言った方が良いのかな?本当に男性のポケットのサイズなら問題なく入るのでは?サイズ説明については後ほどします。

こちらがやっと届いたので早速、試そうとしたところ別売りのケーブルが要ることを知り、銀座のAppleに走ったのは内緒です。

みなさん。こいつ要るみたいですよ、気をつけて下さい。

AppleコンポジットAVケーブル MB129LL/B

AppleコンポジットAVケーブル MB129LL/B


このケーブルかなり高いけどなかなか便利な代物。

まず、ポイント高かったのがUSBケーブル。
USBケーブルが枝分かれして付いています。これ、初めなんでUSBケーブル要るの?って思ってたんですけど自分みたいにiPhoneのプログラムを開発する人間にしてみたら

1. プログラムを開発してiPhoneに転送。
2. 外部ディスプレーで確認。

ってするときにケーブルを換えなく良いので凄く便利なんですよね。まぁ、こういうことする予定の有る一部の開発者しか関係ないんですけどねw
※標準状態ではTV出力のプログラム作成はサポートされていません。

まぁ、本当のところは映像を表示しながらiPhoneを充電するために付いているんでしょうね。

iPhone 2.2 SDKに隠れたビデオ出力API、アプリのTV表示が可能 - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2008/11/27/iphone-2-2-sdk-api-tv/

あと、「USB 電源アダプタ」も付いてきます。会社用にも1つほしかったんだよなぁって人、これを言い訳にして購入を検討してはどうでしょうかw
サイズはこのくらい右が横向きにしたiPhoneです。

後、バッテリーが2つ付いてのもうれしいところだったりします。

さてさて、メインの紹介に戻ります。まずはiPhoneとのサイズ比較。




見ての通り、iPhoneをちょっと厚くしたくらいのサイズしかありません。凄い時代になったものだ。

画質はこんな感じ。

実際の画面は予想以上にクリア。自分としてはかなり満足な画質でした。
付いてる機能は「表示の明るさが2段階選択できる」「フォーカス設定」の2つくらいです。
台形補正などの高度な機能はありません。自分で向きを調整しましょう。

接続方法はプロジェクタに付属しているこんなケーブルと

別途、購入したこちらのケーブルを繋げます。

昔ながらの赤・白・黄の3色で赤・白が音声、黄が映像です。

ここで注目が赤・白。iPhoneから音鳴らせるせるから要らない気もするけどiPod Touchの人にはうれしいかも?横のここにスピーカーが付いてます。

自分が最初接続したときにこんなのが出てきて「過去のアクセサリならともかく、新しく出したやつでこれはないだろ」と思いながらも「機内モード」に切り替えたんですど反応しませんでした。

色々、試行錯誤したところただ接続が悪かっただけというオチでしたorz
もし、同じメッセージが出たときは「いいえ」を選択し、接続を見直してみて下さい。

画面への出力に対応しているアプリは確認した範囲では「写真」「iPod」「YouTube」「safari上の動画ファイル」の5つの様です。

写真

まずは写真について。写真が表示できると聞いてたのでiPhoneで表示してみたんですけどプロジェクタ側にはまったく表示されませんでした。

ここ、結構はまりやすいと思います。実際にはスライドショーを始めないと表示されない様です。
しかし、一度開始してプロジェクタに写真が表示された後であれば停止しても表示され続けるのでその状態で写真を「次へ」や「前へ」など切り替えが可能でした。ちなみに写真の場合はiPhoneにも同じ画像が表示されました。

iPod

動画も問題なく再生できましたまたムービーのPodcastも再生できました。再生中のiPhoneにはこの様にiTunesに表示されるものと同じ画像が表示されるようです。

※画像は station81.com さんのiPhoneショウを再生しているときの画像です。

station81.com - 新しいエンターテインメントはここから始まる
http://www.station81.com/item.asp?itemid=541&program_id=27

また音声だけのPodcastも試して見ましたがこちらは音が出るには出てるみたいですけど最大ボリュームにしてプロジェクタのスピーカーに耳を近づけてかすかに聞こえる程度であり、使えないと思っておいた方がストレスが溜まらなくて良いです。

YouTube

YouTubeも問題なく再生されました。こちらはiPhone上ではこの様にコントローラ部分だけ表示され動画は再生されませんでした。

safari上の動画ファイル

safari(Web)上の動画ファイルもYouTubeとほぼ同じです。プロジェクタのみに動画が表示され、iPhoneにはコントローラ部分だけです。YouTubeと違ってQuickTimeのアイコンがあるわけでもなく本来の動画再生部分は真っ黒です。

他にも最初に紹介した engadget で紹介されていたムービーの様にちょっと特殊なことをすればアプリの画面を表示することも出来る様です。しかし、通常のアプリの場合はまったくプロジェクタには表示されません。

アプリによっては音声だけはプロジェクタのスピーカーから出るものがありましたがそれは一部のアプリだけでした。iPhone OS 2.2で変更された音の処理があるみたいなんですがこの変更によってにスタンバイ状態になったときに音が止まるアプリいくつもあります。このようなアプリの場合、音がでない様でした。

標準搭載の「メール」や「時計」「カレンダー」、でっかい画面で使ってみたかった「計算機」などすべて非対応でした。

まとめ

感想としては自分には問題ないくらい良い画質でしたし、外出先でプレゼンしたいなどなにか目的が有る人であれば購入を検討して良いのではないでしょうか。

まあプロジェクタは高めなのでTV出力したいだけであればケーブルを購入するだけでOKです。
今回は赤・白・黄の3つのケーブルで繋ぐものを購入しましたが最近のテレビ用のもっとケーブルの数が多いもの売っていました。対応している方を購入下さい。それでは(^_^)/