強火で進め

このブログではプログラム関連の記事を中心に書いてます。

Dr. Dobb'sのiPhoneのサンプル(OpenGL ES)をビルドする方法


昨日書いたこちらのエントリーで紹介したDr. Dobb'sのサンプルですが結構、ビルドするのが大変みたいなので補足しておきます。

OpenGL ESでテクスチャを使うときの参考になるサンプル - 強火で進め
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20081029/1225307458

1. 新規プロジェクトを作成する。テンプレートは「OpenGL ES Application」を選択し、「OpenGL」という名前で作成する。
2. main.m の拡張子を .mm に変更し、 main.mm にリネーム。 OpenGLAppDelegate.m も同様に OpenGLAppDelegate.mm にリネーム。
3. EAGLView.h 、 EAGLView.m を選択、deleteキーを押す。アラートが表示されるので「一緒にゴミ箱に入れる」を選択。
4. プログラムファイルの追加。「グループとファイル」から OpenGL を選択し、右クリック。「追加」-「既存のファイル」を選択し、pngファイル以外すべてを選択。

「ディスティネーショングループのフォルダに項目をコピーする(必要な場合)」にチェックを入れて「追加」を押す。

5. テクスチャファイルの追加。「グループとファイル」から Resource を選択し、 4. と同様の手順で先ほど除外したpngファイルを追加する。
6. プログラムで使用しているフレームワークの追加。「グループとファイル」から Frameworks を選択し、 右クリック。「追加」-「既存のフレームワーク」を選択。以下のフレームワークを追加。

/Developer/Platforms/iPhoneOS.platform/Developer/SDKs/iPhoneOS2.1.sdk/System/Library/Frameworks/CoreGraphics.framework

※こちらのフォルダが存在しない場合はプロジェクトウィンドウの「Foundation.framework」を右クリックし、「情報を見る」-「一般」-「フルパス」を確認し、そこの記載されているパスの1つ上の階層である Frameworks 内で CoreGraphics.framework を探し、追加して下さい。

7. iPhoneシミュレータでは正しく動作しないようなのでiPhone上で実行(少し、表示されるまでに時間がかかります)。