SH-03Cを購入したので色々、試してみた

ロック画面。

トップ画面。

画面下部の左端のアイコンで「アプリケーション画面(アプリ一覧)」、右端アイコンで現在バックグラウンドで起動中のアプリ一覧」が表示されます。

mixiの情報を表示するウィジェットなどもプリインストールされていました。

「アプリケーション画面」の4枚目の画面にバーコードリーダーやメモ帳など各種便利ツールが有ります。

バーコードリーダーなどはディスクトップ画面にからも起動出来るようにコピーしておくと良いでしょう。
ディスクトップへコピーするには「アイコンを長押し」→「アイコンが移動出来るようになるので画面上部に見えているディスクトップ画面までドラッグ」→「離す」でコピーされます。

ディスクトップ画面から削除するには「アイコンを長押し」→「画面左下がゴミ箱に変わるのでそこまでドラッグ」でOKです。

SH-03Cはワンセグも搭載していて、しかも3Dに変換して表示が可能です。これは放送データが3Dで配信されている訳ではなく、マシン側で計算して3D化しているそうです。そのためシーンによっては多少おかしな立体感になる場合も有ると思います。

ワンセグの3D表示は画面を横に持ち左上のアイコンをタップする事で2D、3Dが切り替えれます。

マンガアプリを試してみる

次はマンガアプリ。millmo Book Player for SH(アイコン上の表記はBook sotre)というアプリがプリインストールされていました。ミルモという会社のアプリの様です。

ミルモ、SH-03CとIS03に「millmo Media Player」「millmo Book Player」を提供 - ITmedia +D モバイル
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1012/03/news092.html

ミルモ株式会社｜Millmo Inc.
http://www.millmo.co.jp/service/android_millmobookplayer.html

トップページはこんな感じ。

現在のランキングはこんな感じ。

無料のサンプルも有るみたいなので早速、ユーザ登録。

OpenID使ってるのかな？何の説明も無くいきなりGoogleのログイン画面が出てきてビックリしました。

設定完了後の画面。ここで「Allow」ボタンを押すと先に進めます。「Remember this approval」のチェックを付けたままだと事ある毎にこの画面が表示されるので途中でこのチェックを外した所、それ以降が表示されなく成りました。

サンプルはこんな感じ。

横表示も出来ます。

タップするとページが進みます。一気に進めたいときや戻りたい時はメニューからページ移動を表示。

実際のページ切り替え速度はこちらの動画で確認できます。

値段は「サラリーマン金太郎」でこれくらい。

Androbookの「ブラックジャックによろしく」を読んでみる

次にずっと前から気になってたけど環境が無くて試せなかったAndrobookを試してみました。

AndroBookを改良しました-拡大・縮小・小説対応…そしてブラックジャックによろしく：村上福之の「ネットとケータイと俺様」：ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/fukuyuki/2010/10/androbook--b4f2.html

アプリ起動直後の画面。

表示されて無いですね。未対応か？と思ったのですが2回ほど「next」ボタンを押した所画面が表示され、それ以降は問題有りませんでした。

後、これは仕様なのかも知れませんが次のページに移動すると拡大・縮小がリセットされました。

ちょっと問題ある箇所も有りますが概ね問題無く読めそうです。

3Dゲーム

PS2やPS3で有名なゲーム、「地球防衛軍」のAndroidアプリが同梱されています。リリース前に見たときは立体視に対応して無かったのですが対応済みになっていました。動作はちょっと重かったです。

ASPHALT 5という3Dレースゲーム(※立体視対応ではありません)を購入して遊んでみました。

ロードはちょっと遅いですが起動さえしてしまえば問題無い速度で動作しました。

アプリのインストールについて

ドコモマーケットはiPhoneで言うところのApp Storeかなぁ？って思っていたのですが実際に使ってみると違いました。どちらかと言うとiMenuを移植したものみたいです。動画やアプリの紹介、ニュースなどが掲載されています。

iPhoneで言うところのApp Storeの様な位置づけでは無いためアプリはあくまでリンクが張って有るだけみたいです。

そのためここからDLしようとした場合この様な警告が出て

ここにチェックして、

その時に表示されるこんな警告にOKをして、

チェックを付け終わったらもう一度インストールを実行させるとインストールが出来ます。

詳しい説明はこのアイコンをクリックすると確認出来ます。

なお、課金についてはキャリア課金(電話代と一緒にドコモから請求)が使えるみたいで先ほどの3Dレースゲームもキャリア課金で購入できました。
※自分が試したときは課金はSPモードでないと使えないとの警告が出ました。通信を3Gに変えても引き続き警告が表示されました。最終的にはSPモードのアカウントのパスワードをデフォルトのものから変更すると課金処理が成功しました。

立体視

カメラで立体視対応の写真が撮れます。撮影するにはこの「3D写真撮影」のアイコンからアプリを起動し、撮影ボタンで1枚目を撮影、SH-03C本体を水平に右へと移動すると途中で自動的に2枚目が撮影されます。

以前、購入した3D撮影が可能なFinePix REAL 3D W3で撮影したMPOファイルは表示可能か試してみました。

FUJIFILM 3Dデジタルカメラ FinePix REAL 3D W3 F FX-3D W3

出版社/メーカー: 富士フイルム
発売日: 2010/09/04
メディア: Camera
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以前、このカメラで撮影したものをこちらのページに公開しました。なのでこちらのページへブラウザでアクセスしてファイルをDLした所、対応アプリが無いのでDL出来ないとのエラーが出ました。

(2010/12/11 追記) 対処方法が見つかりました。

SH-03CでMPOファイルを正しくダウンロードさせる方法 - 強火で進め
http://d.hatena.ne.jp/nakamura001/20101211/1292040561

しかし、以前シャープの方から聞いた話だとMPOファイルの表示出来るはずなので今度はmicroSDのルートにコピーして、アプリケーション画面の2ページ目に有る「ギャラリー」で表示した所、ちゃんと見れました。

立体視対応の動画は同梱のもの以外にもシャープのサイトにも公開されています。

GALAPAGOS SQUARE3Dギャラリー｜イチオシ｜シャープアンドロイド (Android) | GALAPAGOS SQUARE
http://galapagossquare.com/?p=5864

「ヤッターマン」や｢愛・地球博｣で上映された「環境保護と世界平和がテーマ」の「TREE ROBO」というCGアニメなどが公開されていました。

DLも出来るみたいなのでDLした所、拡張子がwmvでした。ちなみに動画も個人で作成したものも再生可能と聞いています。FinePix REAL 3D W3用のアプリが立体視対応のwmvファイル作成可能だったハズなのでまた今度試してみます。

動画

Youtubeの動画を観てみました(通信環境は3G)。近づいてみてもブロックノイズが発生していない(画像処理が入って綺麗に表示される？)みたいでした。

Youtube以外のサイトでの動画。

SH-03CのOSは現状はAndroid OS 2.1です。2.1だとFlashはFlash Liteが搭載されています。Flash Liteは動画再生、アニメーション、後はごくごく簡単な処理しか行え無いのでFlash Lite向けに作成して有るサイト以外の場合は基本的には動画、アニメーションのみのFlashでないと再生されない感じになります。

それを踏まえてニコニコ動画。予想通りエラーになり、上手く再生されませんでした。
※もちろん、ログインしているし、PCでは問題無く再生される動画を再生した時の結果です。

ニコニコ動画をブラウザ上で観るのは来年の春頃に予定されているOS 2.2へのバージョンまでお預けです。

USB

USBの転送モードは以下の3種類

モード	説明
カードリーダーモード	PCに外付けドライブとしてマウントされます。microSDカードの読み書きが出来ます。
高速転送モード	OSをバージョンアップするときに使用するモード。
MTPモード	DRMによる著作権保護などが行われているファイルを転送するときなどに使われるモード

テキスト読み上げ

言語設定が英語の場合、テキスト読み上げ機能が使えるみたいです。

カバー

上野ヨドバシでカバーこれしか売ってなかったのでこれを購入。半透明の黒のカバーです。本当は透明か白が良かったんだけど本体が発売したてなのでしょうが無いかな？液晶の保護フィルム付き、紙の部分に入ってるので見落とし注意!!

SH-03C専用アクセサリー、発売決定 | バッファローコクヨサプライ
 http://buffalo-kokuyo.jp/news/data/2010/11/sh03/index.html

うーっ、Amazonには透明なケース売ってたのか…

iBUFFALO docomo SH-03C ハードケース液晶保護フィルム付クリア BSMPSH03C01CR

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感想

全体的にはとても「おサイフ機能」「ワンセグ」「赤外線」などガラケーの各種機能が搭載されとても多機能。そして何と言っても「裸眼立体視」に対応。「裸眼立体視」にとても興味が有る人にはとてもおすすめ出来ます。

短所としてはタップの反応が悪い時が有ると感じました。親指で操作しているときは大体問題無いのですが人差し指で操作しているとたまに反応しない時が有りました。

また、どんどんアプリを起動すると動作が重くなりバックグラウンドで起動中のアプリを終了するなどの一手間がかかります(この辺りはアプリを導入する事で対応可能では有りますが…)。

なおバックグラウンドで起動中のアプリを終了する時に順番に終了させているとたまに反応しなく成る時が有ります。おそらくアプリによってはアプリ終了時の負荷が大きい為にCPUを専有し、一時的にハングアップした様な状態に成っているのだとは思います。自分もそれに気がつくまでは何で反応が無くなったんだろう？と思いましたがこの辺りは普通のユーザには「何これ？」って思われる部分では無いでしょうか？(ここに処理中のエフェクト入れるのは難しいのかなぁ？)

同様に普通のユーザを戸惑わせる部分としてアプリを探す所が「ドコモマーケット」「マーケット(Androidマーケット)」「メーカーサイト(シャープのサイト)」と3つにも分散しているのが気になりました。

全体的な印象としては多機能、高性能でそれを使いこなせる人には良いけどまだまだ普通のユーザだと戸惑う所が多そうな印象でした。

個人的な感想としては自分で作成した立体視データの閲覧にも対応してて大満足。色々と動作が気になる所は有りますが来年の春頃に予定されているOSの2.2へのバージョンアップでの動作改善に期待。といったところでしょうか。