「3D演出への最新アプローチ」を観てきた
ディズニーの3D映画「ボルト」や「塔の上のラプンツェル」などを作られたRobert Neumanさんによる講演。内容は「美しさと視聴の快適さを兼ね備えた3Dコンテンツを制作するための秘訣」。
3D演出への最新アプローチ(有料)【予約受付中!】 | DIGITAL CONTENT EXPO 2011
http://www.dcexpo.jp/program/i3ds/detail.php?lang=jp&code=3S201101&category=15
(*)が先頭に付いているものは立体視の話では無いけど演出として参考になったのでメモしたもの
- 視差はあくまで水平にのみつける。垂直に付かない様に注意
- (*)color pallet
- (*)色に意味を持たせる
- (*)場面で1〜10に点数付け
- 感情が深まったときには立体感を強調
- (*)apron。舞台の一番観客寄りのエリア。ここでの演技は聴衆に直接訴える意味を持つ。
- Window Violations
- Image Flattening
- Image Instability
- 視差をつける為に画像を右や左にずらした事により発生した余白は黒色でマスクする
- 左右のマスクサイズは異なる
- 傾いている場合も
- Cardboarding(上手く調整しないと立体物の丸みが無くなり、のっぺりとした板の様になってしまう)
- Wasted Depth
- DOF(Deprh Of Field)
- Rack Focus
- Depthリポート
- Multi-Rig Camera(背景、キャラクターなどブロック毎にカメラの設定を分けて撮影)
元々が2Dであるライオン・キングを3D化した時の話
- デプスマップを準備し、3D化
- マップは周囲にグラデーションを加え、丸みを与えた
関連情報
【本田雅一のAVTrends】本当に快適で楽しめる3D映像のために -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/avt/20111107_489025.html?ref=twitter