ドラゴンクエスト展に行って来ました
ドラゴンクエスト展に行って来ました。と言っても先週行ってたんですけど…
ちょっと書くが遅れましたがとても興味深い展覧会だったので書いておきます。
そもそも、自分はドラゴンクエスト展をやっているのは知っていましたが「興味は有るけど、六本木まで行くのはなぁ…」という感じでした。
しかし、こちらのTogetterでのまとめを観て「ほぉ、そんな凝った仕掛けが有るのか。ちょっと行ってみようか?」と興味が湧き、出かけました。
社会人、特にマーケター、起業家がドラクエ展に行ったほうがよい3つの理由 - Togetter
http://togetter.com/li/218108
※会場内は基本的にモンスター以外は撮影禁止だったのでそれ以外の写真は有りません。
実際に行ってみて興味を引かれた点はこちら
- あちこちの展示物を見させる仕組み
- テーマパークのアトラクションの様なブース
- リピーターを呼ぶ仕組み
順番に詳しく解説していきます。
まずは「あちこちの展示物を見させる仕組み」。
このドラゴンクエスト展、入場する時に「冒険の書」という用紙を受け取ります。「戦士」「武闘家」「魔法使い」「僧侶」の中から自由に選べます。
この「冒険の書」の中に「◯◯の指し示す先には何が有る?」など展示物のポイントポイントでしっかり探さないと行けない要素が入っており、展示物をみつつ、クイズの答えを見つける形になっていました。
次に「テーマパークのアトラクションの様なブース」。
これはドラゴンクエスト展を見に来たお客さんがある程度そのブースの部屋に集まったら開始されるアトラクションで、内容はお客さんが竜王と戦うというものです。
ここでは参加者の中から「戦士」「武闘家」「魔法使い」「僧侶」毎に1名ずつ、加えてドラゴンクエスト展へ2回目の参加者の「勇者」1名が選ばれステージの前方でよく出来た剣や鉤爪、杖などを手に竜王との戦闘を行います。
選ばれなかった参加者もステージ前に出てる代表の人と同じ職業の人が攻撃する時は一緒に掛け声をかけるなど代表の人以外も置いてきぼりにしない工夫がされていました。
最後の「リピーターを呼ぶ仕組み」は先程の話でも出て来た2回観に来ると2回目からは勇者が選択できるという仕組みです。
実際には1回目に「冒険の書」に書かれているクイズを解くとバッチが貰えるのでそれを2回目に来た時に見せると「勇者」が選択出来るみたいです。
この様に色々と工夫がされた展示と成っていました。
その様な工夫の部分以外にも「鳥山明さんの絵、やっぱりシンプルな線なのに上手いよなぁ」とか「賢者って企画段階の時は仙人って名前だったのか。それであんな杖持ってるのか」など単純に展示物を見ていても楽しかったです。
自分は特に堀井雄二さんの企画書に感心させらました。
ドラクエのフィールのマップチップについての絵はもちろん、フィールドや城の中のレイアウト、宝箱の配置、住民の会話内容など事細かに手書きの資料が作成されていました。
モンスターやプレイヤーキャラ毎の絵も絵コントくらいの書き込み量ですがそれぞれしっかりとイメージし易い様に情報を伝えていたのだなぁという事が書類の端々から伝わってきました。
もろもろ含めて、とても楽しめる展示会でした。
関連サイト
誕生25周年記念 ドラゴンクエスト展
http://www.fujitv.co.jp/events/dq25ten/index.html